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名取工業のよもやま話~セパレーター/フォームタイの選定・ピッチ設計~

皆さんこんにちは!
株式会社名取工業、更新担当の中西です。

 

1️⃣ 役割と種類(まず“目的”から)
• 役割:対向する型枠の間隔保持+側圧抵抗。意匠面ではPコン跡の配列が美観を決める。
• 種類:
o コーン式:撤去容易、打放し向き。コーン径・深さで補修リスクが変わる。
o スリーブ式:止水性/防水納まりに強い。シーリング/止水材とセットで設計。
o 一体式/貫通:止水セパ(PC鋼棒+止水板)など。地下外壁など水圧を受ける部位に。

 

2️⃣ ピッチ設計(側圧×面材×根太)
• 基本:側圧p(kPa)に対して、面材厚・根太間隔・締結力で決める。
• 経験則:壁厚200mm・高さ3.0m・通常打設で、@450〜@600が目安。高スランプ/低温/高速打設なら@300〜@450へ。
• 開口周り:1サイズ密(例:本体@450→開口周り@300)。角は通しセパ+当て木で“はらみ”抑制。
• 端部・コーナー:引張力の逃げ場が少ないため増しセパ。ターンバックルで微調整。

 

3️⃣ 打放し意匠とPコン割付
• ルール決め:目地・Pコンを同一グリッドに。サッシ・手摺・照明のレイアウトと“重ねる”と美しい。
• 標準割:縦@600×横@600が基準。スパンや梁下端での“割り切れ”に注意。
• 補修計画:コーン穴の補修色を試験打ちで確定。季節/骨材で色味が変わる。

 

4️⃣ 締結力と施工性
• ナット締付:均等締め(対角→周回)。増し締めタイミング(打設前/打設中の休止点)を明文化。
• 座金/ワッシャ:面圧分散。面材のめり込みを防ぐ。
• 施工性:片側作業になる場合はスリーブ式が有利。両側アクセス可ならコーン式の自由度。

 

5️⃣ 防水納まり(地下・外壁)
• 止水セパ:止水板一体型を使用。継手処理はメーカー仕様書+現場モックで確認。
• シーリング:躯体打設後の収縮を見越し、追従性の高い材料を選択。
• 雨天打設:コーン穴への雨水侵入を防ぐ養生キャップを標準化。️

 

6️⃣ トラブル事例→対策⚠️
• コン抜け/緩み:締結不均等・ワッシャ欠落。→対角均等締め、ダブルチェック。
• 漏水:止水処理不足。→止水セパ+二次シール、水張試験を計画。
• 錆跡:切断面露出。→防錆塗布、切断長の統一で管理。

 

7️⃣ 明日から使えるチェックリスト
☐ 側圧条件(高さ・速度・温度・スランプ)を朝礼で共有したか
☐ 開口/コーナーは1サイズ密にしたか
☐ Pコン割は目地・サッシと整合したか
☐ 止水セパ/二次シールの要否を判断したか
☐ 増し締めのタイミングを工程に入れたか

 

 

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